スキップとローファー15話目のネタバレ感想
本誌読みましたよ…
ツイッターでもわんさか呟きましたがこっちにも書く…色んな感情が頭の中をグルグルしてるので吐き出します…
まさかリリカちゃんの炎上の発端が志摩くんだったとは思わなかったのでそこでまず心をグサリとやられました、
どういう経緯であの大人の呑みの席に行ったんでしょうか。あの場に居る誰かが誘ったんだろうなとは思いますが普通小学生呼ばないですよね。周りも受け入れてますしマトモな人いなかったんだなって。小学生志摩くんが楽しそうにしてるのも見てて辛い。リリカちゃん不安で一杯だったろうな可哀想 と思いました。
もうひとつの辛いのは志摩くんとリリカちゃんの関係性です。
二人とも子役時代からの仲が継続しているくらいの関係だと思ってましたが 普通の高校生なら抱えない苦脳を二人で抱えているあの訳アリな空気感がどうしても 、。みつみちゃん達と住む世界の遠さを突きつけられたように感じてしまいまして大変心苦しいです。
そして炎上から四年経っても尚、「自分だけ楽しく高校生活やれると思わないで」とある種の呪縛を志摩くんにかけ 罪の意識を再確認させるかのように謝らせて…。大袈裟な言い方ですが リリカちゃんの精神的支配欲に満ちた言動が怖いなぁという印象を受けました。でも、炎上の件はリリカちゃん被害者なわけだしな…(結構ここで頭ぐるぐるしてる)
志摩くんも志摩くんで用件を伝えられてないLINEに反応して(迎井くんとのメシを断ってまで…!!!)すぐさま駆けつけて行く姿、あれも私には異様に映ったのでやっぱりこの二人一緒にいるとマイナスの感情しか生まないのでは?と思ってしまいますね…
でもリリカちゃん一瞬だけ淋しくて辛そうな顔するじゃないですか。リリカちゃんにとっての心の拠り所が志摩くんなんだなぁって、そう思わされる描写だったのでほんと辛い、、リリカちゃんのことも救ってほしい…😭
あの夜の雰囲気と二人が手を繋ぐシーン、回想も含めて静謐な空気感が美しいから凄く引き込まれるんですよ、邦画っぽい仄暗さとカメラワーク。これぞ高松先生っていうあの演出、大好きなんですよ。
そう、大好きなんだよ、なんだけど、みつみちゃんと志摩くんではなくあの二人の関係性の描写に高松先生の本領が発揮されているのを見ると、どうしても、つらい。たった数ページ数コマに私の"好き"が凝縮されていて、なんか全部持ってかれた って思ってしまった… 今も抜け殻のように茫然としています…
でも今回、たくさんのサービスシーンがあって、本当にすごくすごく嬉しかった、扉絵の女子〜ズにナオちゃんとミカちゃん、それに迎井くん。志摩くんリリカちゃん達も含めて それぞれの抱えてる想いが等身大に遺憾無く描写されていて やっぱりスキローってめッッッッッッッちゃくちゃ面白いなぁって、今回は特にそう強く感じました。
28ページにこんなに情報量詰めてそれを軽やかに読ませられる高松先生の技量、本当天晴れとしか言い様がないですよ…。変ですけど、涙でました…
あっ、あと、私が半年くらい前から気になっていた迎井くんの下のお名前がサラッとコマの枠外の紹介欄に公表されていて大変嬉しかったです。君の名は司くんなのね。知れて嬉しい。すごく嬉しい。あとフォロワーさんがつぶやいてたんですけど、迎井くんが着てたポロシャツがフレッドペリーのらしくて欲しくなりました。部屋に飾ってたまに洗濯したら迎井くんのお母さん気分を味わえるのでは?という、夢女?むしろ夢母?みたいな思考に陥ってます。
高松先生の漫画が好き過ぎて もー頭ん中ぐっちゃぐちゃ。好きと辛いの線を無限に反復横跳びしてる。
【終】
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